小説6
「そうだったんですか。掲示板も二人を恋人だと思うからあんなに荒れたんですよね。
達也さんはどういってるんですか?」
「怒ってます。週刊誌にもファンの行動にも。今は巨大掲示板KOTTOでの発言を見ていて怒っています。」
「わかりました。わたしなりに巨大掲示板で発言してみますね」
そのあとすこし近況など話て電話を切った。
のぶこは少し楽になった気がした。
昨日から眠ってないことを思い出し、布団に入った。
そして、やっとゆっくりねむることができた。
おのぶ子はゆっくり眠って目がさめた。
電話をしてよかったと思った。
おそるおそる巨大掲示板KOTTOをのぞいてみるとあいかわらずあれていた。
そこに「二人は恋人同士じゃないと思います。ある確かな筋からの情報です。」
と書き込みがあった。恵子に違いない。